第9回アジア太平洋ろう者競技大会の日本代表選手団に選ばれました

大会報告

 先日、全日本ろうあ連盟より通知がありました。

 11月1日〜11日に香港で行われる第9回アジア太平洋ろう者競技大会の日本代表選手として、正式に決まりました。ありがとうございます。

 アジア太平洋ろう者競技大会について、よく知らない方が多いと思いますので、簡単に説明したいと思います。

アジア太平洋ろう者競技大会とは

 運営主体はアジア太平洋ろう者スポーツ連合という団体が担いでいます。

 参加国は、名前の通りアジア太平洋に属している国です。例えば、中国や台湾、インド、オーストリア、イランなどが含まれています。前回大会の参加国は22カ国でした。

実施競技は、次の通りです。

  • 陸上
  • バドミントン
  • バスケ
  • ビーチバレー
  • ボウリング
  • サッカー
  • フットサル
  • 柔道
  • 水泳
  • 卓球
  • テコンドー(日本からの出場はなし)
  • テニス

 参加人数は、前回の場合は1,171人だそうです。前回大会には参加したことがありますが、かなり大きい大会でした。

デフリンピックのアジアバージョンと言えば、分かりやすいかもしれません。

出場するための条件とは

裸耳状態での聴力損失が55デジベル以上で、定められた出場条件を満たした選手が出場資格を有します。

全日本ろうあ連盟スポーツ委員会

その他にいろんな出場条件(記録や順位、全日本ろうあ連盟会員であること)があります。詳しくは競技団体に問い合わせてみてください。

競技会場に入ったら選手たちは試合や練習の際、補聴器や人工内耳等を身につけることは禁止されています。過去に着けたまま、プレーした選手がいて、その選手は失格させられました。(ここは本当に厳しい)

なので、なるべく補聴器や人工内耳は着けないようにと言われています。私はもともと着けていませんが(笑)

あとは、現地では、なるべく手話を使うようにと言われています。何故かというと、手話を使わなかったら、本当は聞こえてるんじゃないの?を疑われるためです。過去にデフリンピックで聴力の基準を満たない選手も参加してたそうで、問題になったことがあります。しかも国ぐるみで。。。

情報入手方法について

ろうあ連盟スポーツ委員会が特設サイトを作ってくれるようです。今はまだないみたいなので、分かり次第、案内しますね。

他に各デフスポーツ競技団体のホームページやフェイスブックで入手する方法があります。

出来るだけ、私からも現地から情報発信するようにします。フェイスブックのページがあるので、よかったら、「いいね!」してください。

デフバドミントンネットワークのページ

アジア大会まで

1ヶ月半です。万全の状態で励めるように日頃よりトレーニングや練習を頑張りたいと思います。そして、いい報告できたらいいなと思っています。

ご応援のほど、よろしくお願いいたします。

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