
デフバドミントンネットワークを立ち上げた経緯
いつも応援ありがとうございます。デフバドミントンの日本代表をやっています沼倉昌明と申します。
「デフバドミントン」とは、英語で”DEAF(聞こえない)”と”バドミントン”を組み合わせたもので、聴覚障害者のバドミントンのことです。競技中は補聴器を外すことが義務付けられており、コート上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取っています。ルールは、基本は健常者と同じルールです。ただ、主審はサインを使って、試合を進めます。
そうです、通常のバドミントンと何ら変わりありません。
ただ、「聴覚障害」というハンデがあるだけなのです。
だからこそ、
「もっと多くの人に知ってほしい」
「もっと多くの人に応援して欲しい」
と思ったのです。
デフバドミントンを普及し、より良い環境を整えていくためにデフバドミントンネットワークを立ち上げました。
高い結果を目指し鍛錬を繰り返すとともに、練習環境作りにも注入し、皆で大きな夢を描き、楽しみながら目標に向かって進むチームとなることを目指します。
選手情報
沼倉 昌明(ぬまくら まさあき)
北海道出身。36歳。趣味は映画鑑賞と料理。トレンドマイクロ株式会社所属。
夏季デフリンピックバドミントン競技日本代表選手として、2017年トルコ・サムスン大会で混合ダブルス5位入賞。
2018年アジアろう者バドミントン選手権では混合ダブルスで銅メダル獲得。
2019年世界ろう者バドミントン選手権では日本初となる男子ダブルスで銅メダルを獲得。団体戦銅メダル獲得に貢献。
2022年ブラジルデフリンピックに出場に向けて、鍛錬の日々を送っている。
文部科学大臣賞、朝霞市優秀選手賞受賞。

沼倉 千紘(ぬまくら ちひろ)
千葉県出身。31歳。
現在坂戸ろう学園中学部で教諭として勤務。夏季デフリンピックバドミントン競技日本代表選手として、2013年ブルガリア・ソフィア大会、2017年トルコ・サムスン大会に出場。
2015年世界選手権ブルガリア・ソフィア大会では、女子ダブルス銀メダル。
2018年アジアろう者バドミントン選手権では女子ダブルス銀メダル、女子シングルス、混合ダブルスは2種目とも銅メダル。
2019年世界ろう者バドミントン選手権では女子ダブルス銅メダル。団体戦銅メダル獲得に貢献。
文部科学大臣賞、朝霞市優秀選手賞受賞。
