タイへのバドミントン修行日誌

活動報告

3泊4日のデフナショナルチームの合宿が終わった後、そのまま成田空港へ向かいました。

成田空港には2時間前に着くようにしましたが、連休の最中ということもあり、あまり余裕がありませんでした。案の定、受付カウンターは長い行列でしたが、30分ほどで自分の番が来ました。

成田空港の出国審査は、パスポートをかざすだけで、スムーズに審査が終わりました。ITの恩恵を感じた瞬間でした。

今回の目的地はタイのウドンターニというところです。赤印のマークの部分です。

トランジットの為に一回韓国へ

経路は以下の通り。 成田空港→仁川空港(韓国)→ドンムアン空港(タイ)→ウドンターニ空港 なぜ、韓国経由かというと、その方が安いからです。(韓国にとって、ゴールデンウィークは関係ない)

成田空港から出発して2時間半で、仁川空港に着きました。ドンムアン空港行きの飛行機は、同じ系列の航空会社ではないため、再チェックインする必要がありました。なので、一旦入国審査を受けて、韓国入りしました。すぐフロアを上がって、受付カウンターへチェックインしました。その頃は22時半ぐらい回っていました。

韓国の滞在時間はたったの1時間半でした。韓国、今度はゆっくり来たいと思います。焼肉を食ベて冷麺を食べたい。お腹が空いたので、せっかくだから韓国の名物である冷麺やチヂミなどを食べようとフードコートを回りましたが、どの店もクローズしてました。唯一、空いていたのはロッテリアでした。 平成最後の食事が、ロッテリアとは。 チキンフィレオバーガーセットを頼みましたが、ドリンクの種類を聞いてこないので、どうしたものかと思ったら、コーラが出てきました。

妻もコーラが出されました。コーラがデフォルトなのかな、それともコーラ以外は売り切れたのかな、と色々考えてるうちにドンムアン空港行きの飛行機の時間が迫ってきたので、搭乗しました。

その頃は午前1時でした。 おまけ 売店にて買ったミネラルウォーター。珍しい形してましたので、記念に撮りました。

朝5時ぐらいにタイのドンムアン空港に着きました。仁川空港から、約6時間のフライトでした。

フライト中はあまり眠れませんでした。前のシートが狭かったため、足を通路側に伸ばすとCAや乗客に踏んだり蹴られたりしました。LCCの代償というものを受けました。。。身長が大きいからって、いいことばかりではありません。

ドンムアン空港に到着すると、国内線乗り継ぎの案内板を持ったスタッフが待機してて、自分たちが国内線の乗り継ぎであることを伝えると、「ここから真っすぐ行け、ずっとだ」とぶっきらぼうな感じで言われたので、 スタッフが言う通り、まっすぐ歩いていくと右手に入国審査が見えてきたので、そこに20分ぐらい並びました。

自分の番になって、入国手続きしようとしたら、「ここじゃない、あっち」と言われ、私たちが行くべきだったところは、もっと真っすぐ進んだところにありました。

そっちは、並んでいる客がほとんどいなく、すぐ入国審査が済みました。20分ぐらいの時間を損しました。

ドンムアン空港の制限エリアにいろんなお店がありました。日本のお店がここにも進出してきて、あまり海外に来た気がしませんでした。ビアードパパ、朝霞台駅にもあるぞ。

色々食べ物を眺めていたら、お腹が空いてきたので、カードで買おうとしたら、300バーツ?以上でないとカード支払いは受け付けないと言われました。結局、水すらも買えず、ウドンターニへ発ちました。

マクドナルドのマネキン人形は、タイ仕様になっていました。

ウドンターニへ到着 ドンムアン空港から、1時間のフライトでようやく最終目的地ウドンターニに着きました。

やっとウドンターニへ

日本から出発して、約14時間。

ウドンターニはラオスの国境に近い街で、ビザラン(※)目的のバックパッカーが多くいるようです。

※ビザラン:自国から他国に行き、再び自国に入国する方法のこと。再入国するとビザなしの滞在期間が延長される。

ウドンターニ国際空港はなんかこじんまりとした地味な空港でした。

一応、これでも国際空港なんですけどね。ちなみに国際路線はない模様。

空港内にATMがあったので、現地通貨を1万バーツ分おろしました。現地の通貨を手にした時の安心感がすごい。

友人が迎えに来たので、荷物を持って、付いていくとなんとトゥクトゥクが待機してるじゃありませんか!トゥクトゥクは前々から、乗ってみたかった乗り物だったので、テンションが上がりました。

エンジンの振動と道の凸凹がダイレクトに体に伝えられて、何だが新鮮な経験でした。3回乗ると、流石に慣れてしまいましたが。

トゥクトゥクで20分ほど走ると、ホテルが見えてきました。滞在するホテルは7泊8日で夫婦二人でなんと8,000円でした。

部屋も無駄なものがなく、清潔でした。シャワーの勢いはいまいちでしたが、妥協できるレベルでした。

やっと練習拠点のアリーナへ

練習拠点のアリーナはホテルから、歩いて5分ぐらいのところでした。ちなみにアリーナはバドミントン専用です。周りは何もなく民家だけでした。こんな感じのが並んでいました。手前の男性が焼いているのは、焼き鳥みたいなものでした。

アリーナの中はこんな感じでした。所々、手作り感があります。

シャワーは大きなバケツに桶ですくう方式でした。東南アジアでは、割とポピュラーらしいですが、私にとってはショッキングでした。ちなみに大きなバケツの中には蚊の幼虫のことボウフラがうようよいて、衛生的にアウトです。。。

海外はトイレとシャワーとの距離が近いというかセットという考え方になっているのか、わかりませんが、このシャワーの隣はトイレです。トイレには普通にヤモリがいて、落ち着いて、用を足すことが出来ません。おかげで素早く用を足すスキルが身につきました。

練習内容について

練習は朝の8時から11時まで、18時から21時まで、と二部構成でした。ウドンターニは日中は40度を超すので、涼しい時間帯の朝と夜に練習しますが、それでも暑いです。日本は35度を越えると熱中症の警報が出て、一旦中止になることを告げると笑われました。

コーチの教え子(中学生~高校生)と混じって、練習しました。 日本では、ウォーミングアップとして、基礎打ちを最初にやるのが多いですが、海外は最初に基礎打ちという考えはあまりないようです。いきなり、ノックとかパターン練習からスタートします。


教え子に中学2年生から高校生までいました。高校生の強さは感覚的に地方のインターハイに出場できるかできないかというレベルでした。

フィジカルトレーニングとして、アリーナの端から端まで全力でダッシュを1分以内に3往復、を3セット。出来なかったら、ペナルティとして、体幹トレーニングとしてプランクを課せられます。(私は達成できず、ペナルティを喰らいました。。。)

練習はとてもハードでした。滞在期間が5日と短いにも関わらず、全力でコートを走り回りました。どのくらいハードだったかは写真が物語っています。まさに「No pain,No Gain.(痛みを無くしては得られるものはなし)」です。

余談・セブンイレブンのガパオライスについて

ホテルの近くのセブンイレブンへ行った時、ガパオライスを見つけました。馴染みのある食べ物だったので買って食べました。

そのガパオライスは汗が噴き出るほど辛かったです。しかし、空腹の方が勝ってたので、何とか完食しました。もう二度と食べたくありません。。。

ウドーンターニの街の様子

練習が終わった後は、ランチや買い物をしにショッピングモールの「セントラルプラザ」へ。

ウドンターニは田舎なのですが、唯一のショッピングモールがここです。地元の憩いの場になっているようです。隣はバスターミナルになっていて、ラオスへ行くバスなどが出ていました。いつかは陸路で国境を渡ってみたいですね。

セントラルプラザはいろんなお店が揃っていて、結構広かったです。感覚的にはららぽーと富士見の半分ぐらいかな(笑)日本のお店がここにも進出していました。写真以外にミスタードーナツや山崎パンなどなどがありました。

タイの人はマンゴーのアイスとライス(緑の部分)を一緒に好んで食べるようです。食べてみましたが、食べられないことはないですが、アイス単体のほうがおいしいと思います。


これはマンゴーとライスにココナッツミルクです。

これはラーメンのようなものです。名前は知りませんが、4種類ぐらいの麺が選べる仕組みでした。おいしかったです。結局2玉食べました。

これは鶏の血を固めたものです。食べてみましたが、ぬるっとしていて、血だから鉄の味をするのかなと思ったけど、味があんまりしなかったです。一個で十分でした。

1食50バーツ(150円)ぐらい。バナナの天ぷらは意外といけました、フライドポテトが甘くした感じでとてもおいしかったです。

いざ、帰国へ

ウドーンターニ空港に着いて、チェックインの時、ドンムアン空港から成田空港行きの飛行機の乗り継ぎ時間が1時間半と短いけど大丈夫?と確認しました。

するとスタッフは蒼白した顔して、スタッフを呼び出しました。なんか慌ただしくなってきました。

ドンムアン空港で一度荷物を受け取ってチェックアウトして、再度再チェックインする必要があり、間に合わない可能性が高いと言われてしまいました。 おまけにドンムアン空港行きの飛行機が遅れていたので、なおさら間に合わない可能性がありました。

万事を休すか、と思いましたが、友人が色々掛け合ってくれて、受付の人にドンムアン空港に着いたら、スタッフが待機しているので、そのスタッフについて行ってくださいと。

そして、友人とお別れ。

そして、ドンムアン空港へ。

ありがとう、いろいろ。

寂しい気持ちと感謝の気持ちを胸に、ウドンターニを後にしました。

1時間ほどにして、ドンムアン空港に到着。飛行機から降りると、スタッフが待機していて、ここで待つようにと言われて、少ししたらタラップの非常口から、私たちのスーツケースを持ってきてくれました。

それを持って、スタッフを付いていき、無事に受付カウンターに到着・・・そこには長い長い行列が。

しかし、事前に受付の人に話をしてくれたおかげで、優先にチェックインしてくれました。ありがたや。

無事に日本行きの飛行機に乗ることが出来ました。

最後に

タイは練習ばかりで観光らしきことは出来ませんでした。(そもそもウドンターニは見るところがあんまりない)

今度、来るときはゆっくり観光したいなぁと思いました。

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